みなさんお久しぶりです。 これまですっとぼけ夫ロナルドのレイオフだの、元妻アンネの不法占拠だの、我が家のヤバすぎるサバイバル実録ばかり書いてきましたが、今日は趣向を変えて、ついに私の本職「金融」の話をガッツリ書かせていただきます。
日本で20年近く金融業界にいた私ですが、実は日本では「個別株の投資」は一切やっていませんでした。なぜって? 金融機関で働いていると、インサイダー取引防止のガチガチのコンプライアンス(規制)のせいで、おいそれと株なんて買えないのよ!!!(涙)
アメリカに来て、ようやくその呪縛から解き放たれて「さあ、投資するわよ!」と思ったら、今度は夫のクビやら無収入やらでお金がなくてできないっていう、コントみたいなオチがついているのですが……。 でもね、元監査人ですから、いつでも動けるように「アメリカから日本株を買う方法」の調査は抜かりもなく完了しています。
特に最近、アメリカに住み始めてから、日本人として「日本の素晴らしい企業を応援したい!」という愛国心が爆発している私。しかも、日本の株ってアメリカに比べるとおそろしく「割安(バーゲンセール状態)」。30年の停滞を抜けて経済も上向き。ドル高の今、アメリカから日本株に投資するのって、冷静に資産運用としても「かなりいけてる線」だと思われるのよ。
というわけで、アメリカにいながらドルで日本株を仕込む3つのルートを、監査人の目でズバッと解説するわよ!
目次
ルート1:一番手軽!普通の米国株と同じ感覚で買う「ADR(米国預託証券)」
「アメリカの証券口座から、日本の個別株なんて買えないでしょ?」と思っているあなた、諦めるのは早いわ。 日本の大企業の一部は、「ADR(米国預託証券)」という身代わり証券の形でアメリカの市場に上場しています。
要するに、アメリカの銀行が日本の株を代わりにガッチリ保管して、それを裏付けにした「ドル建ての引換券」を発行してくれているの。これ、中身は日本の株とほぼ同じだから、配当金も貰えるし、FidelityやSchwab、なんならRobinhoodといったお馴染みのアプリで、普通の米国株と全く同じように検索して買えちゃいます。ってかさ、実際に使ってる私の口座の紹介リンクから口座を開くと私もあなたもお得なことがあるからと思ってリンクを貼ろうとログインしたら、Schwabお金入れてなかったから強制退場(自動解約)されていたわ!私みたいに放置して退場させられないように、速やかにお金を入れてね!
ここで、我が家のロナルドの話をさせて。 数年前に、投資の神様ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイが「日本の5大商社株を買ったぞ!」と発表して以来、うちのロナルドは「お金が入ったら、僕も絶対ソーゴーショーシャ(総合商社)に投資するんだ!」と、何年も鼻息を荒くしています。……いまだに1ドルも投資できていませんけどね(遠い目)。
せっかくなので、バフェットも買った5大商社の中から「三菱商事」と「三井物産」を例にティッカー(証券コードみたいなもの)を載せておくわね。 (※注:投資を推奨するものではありません。あくまで監査上のサンプルよ!)
- 三菱商事のADR:MTSUY
- 三井物産のADR:MITSY
この2つは「OTC市場(店頭市場)」という場所での取引だけど、普通にこのティッカーで検索すればドルでサクッと買えます。大手の有名企業ならこのADRルートが一番手軽よ!
ルート2:丸ごと日本を買い占める!「ETF(上場投資信託)」
「個別株を分析するのは面倒だけど、日本経済の復活に賭けたい!」という人は、日本株の詰め合わせパックである「ETF」を買いなさい。
代表的なのはこの2つ。もちろん、さっきの三菱商事や三井物産もこのパックの中に綺麗に含まれているわ。
- DXJ(WisdomTree Japan Hedged Equity Fund)
- EWJ(iShares MSCI Japan ETF)
ここで元金融監査人チャコからのワンポイントアドバイス。 この2つの決定的な違いは「為替ヘッジ(円高・円安の影響をブロックする機能)があるかないか」よ。 DXJは為替ヘッジ「あり」。つまり、「円安ドル高」が進むほど、株価がグングン上がる仕組み。現在のドル高トレンドに乗るならこっちね。一方のEWJは為替ヘッジ「なし」。将来的な「円高」の恩恵も受けたいならこっち。
こういう細かいリスク管理の目線を持っておくのが、大人のスマートな投資なのよ。
ルート3:東証へダイレクトアタック!「個別株を直接買う」
「ADRにない、もっとマニアックな日本の個別株を直接買いたい!」というガチ勢のあなた。通常のアメリカの証券会社は海外市場への直接アクセスができないけれど、「Interactive Brokers(インタラクティブ・ブローカーズ)」という、プロ御用達の証券会社を使えば、アメリカにいながら日本の東京証券取引所(東証)に直接注文を流せます。
この場合、ティッカーではなく日本でお馴染みの4桁の証券コード
で検索するの。
場合、ティッカーではなく日本でお馴染みの4桁の証券コードで検索するの。
- 三菱商事:8058(東証プライム)
- 三井物産:8031(東証プライム)
ただし、これをするには口座内でドルを円に両替しなきゃいけないし、何より東証が空いている**「日本の昼(午前9時~午後3時半)」に合わせて動く必要があるの。 つまり、ここロサンゼルス時間でいうと「夕方5時から夜中の11時半(夏時間)」**せっかくアメリカにいるのに、夕飯の支度をしながら、あるいは夜中に白目をむきながら日本の相場を監視しなきゃいけないから、生活リズム的にもちょっと上級者向け。でも、完全に個人の腕でマニアックな日本株をハントしたいなら、この証券会社一択よ。
⚠️【追加重要】監査人チャコが警告する、アメリカ在住者の「税金の落とし穴」!
最後に、これを書かないとコンプライアンス違反になるから、耳の穴かっぽじってよく聞きなさい!
アメリカ在住の私たちが日本株に投資して利益(配当金や売却益)が出た場合、当然「アメリカのIRS(国税庁)」への税金申告(Tax Return)が必要になります。
特に注意が必要なのが、ルート2で紹介した「ETF」や、日本の投資信託。 もしアメリカの口座ではなく、日本の口座を使って日本の投資信託などを保有している場合、アメリカの税法上「PFIC(受動的外国投資会社)」という恐ろしいジャンルに認定されて、おそろしく複雑な計算と、目が飛び出るようなペナルティ級の高税率を課されるリスクがあるのよ!
だから、アメリカに住んでいる以上、大人しくアメリカの証券口座(FidelityやSchwabなど)を使って、ドル建てのADRや米国籍のETF(DXJやEWJ)を買うのが、税務リスクを一番低く抑える賢いサバイバル術よ。
将来、私がEA(米国税理士)になったら、このあたりの日米のややこしい国際税務についても、もっとバッサバッサと解決してあげるからね!
💡まとめ
アメリカにいながら日本株を仕込むルートは、 ①手軽に個別株を狙う「ADR」 ②まるごとパックで安全にいく「ETF」 ③東証へ直撃する「Interactive Brokers」 の3つ!
アメリカの強いドルを使って、割安な日本の企業を応援しつつ、賢く資産を増やしてやりましょう! 我が家のロナルドがいつ「ソーゴーショーシャ」を買えるのか、その進捗も(もしあれば)また報告するわね。みなさんも、賢くアメリカを生き抜くためのマネーの武器を、今すぐ磨こう!

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