私の夫は離婚歴があり、高校生の子供(👩)が1人います。アメリカあるある(というか日本の方が特殊?)で、親権は元妻と共同親権になっています。うちの場合、継娘は週中は元妻の家から学校に通い、週末には私たちの家で過ごしています。
継娘がいるので、私ももしかして、夫の元妻と一緒に何かする機会もあろうかとある程度は覚悟はしておりました。顔合わせの食事にも参加しました。ここまではアメリカの文化を受け入れなくては、と想定内でした。
ところが、その後細かい事件が次々と発覚し、私の心は閉ざされていったのです!!!
事件簿1:大量の本
今の私の住んでいる家は、夫の持ち家で、元妻もここに住んでいました。離婚して元妻が出て行った形です。アメリカに引っ越してすぐ、私は家を掃除し始めました。
私は日本から本を結構持ってきてました。家には本がぎっしり詰まっている本棚があり、ここにどうにか私の本を置けないかと考えました。そこで、私の本のためのスペースをあけてもらうために、いらない本はないのかと夫に質問しました。
すると、なんと本棚の半分以上は元妻のものだったのです。そこで私は、ならば、元妻の本は置いて行ったのでいらない=捨てていいのだろう、と考え、「じゃあ、これ捨てるよ」というと、「◯◯(元妻の名前)のだから捨てちゃだめだ、俺が持って行くから」というではないですか。
「はあ?なんでこんなにたくさんの本がいつまでも置きっぱなしなわけ?」
結局、夫はヤ◯トさんの段ボールで6箱くらいの本を元妻の元へ届けました。
事件簿2:大切なもの
引き続き掃除をしていた私は、日本にいたときに時々断捨離をしていたこともあり、アメリカの家でも断捨離を開始。いらないものは売る、あげる、捨てるをしたいと思っていました。
ある時、蝋燭立てのようなものを発見。私の趣味ではないので、夫にこれは処分して良いかと聞いたところ、「◯◯のだから、捨てちゃだめだ。大切なやつだ」
「はあ?大切なもの?うちは保管庫か?」
他にも何点かあったのですが、4つめくらいになって片付けるのが嫌になってしまいました。また何か見つけたら嫌な気分になる。。。そしてしばらく棚の中を見ることができなくなった。
事件簿3:郵便物
毎日のように大量の元妻宛の郵便物を受け取っていました。夫は、アメリカはダイレクトメールがたくさんくるからどうしようもないんだ!と言い訳してましたが、日本と同じで転送届を郵便局に一回出せば済むことなんですけどね。
ということで、初めはいちいち捨てていいか確認してましたが、半年経った頃から、郵便物を配達員に返す、ということを開始しました。アメリカではポストに以前の住人宛のものが来た場合など、「送り主に返送」と記載して入れておくと持って行ってくれます。
事件簿4:オンラインショッピング
これがまたストレスでした。元妻はよくオンラインショッピングをして、私たちの家を配達先にしていました。もしかして買い物依存症かもと思うくらい毎日のように元妻宛の小包を受け取りました。
あまりにも届くので夫に苦情をいいました。すると、夫はでも大体は△△(継娘)のものだ、とごまかしました。ある日、イライラが募った私は、小包を開けると、高校生用とは思えない中年女性用の靴とコートが入っているではないですか。またあるときはワイン1ダース。
これを元妻に届ける夫。。。
事件簿5:車の鍵
夫は、家で仕事をしているのですが、ある時、元妻から電話があり、鍵を持ってきてほしいと言ってきました。鍵?と思っていると、なんと、元妻の車の鍵がおかしくなって、動かないので夫が持っているスペアを届けてほしいとのことだったんです。
こんな平日の仕事をしている時に、呼び出されて届けるなんて、お前は誰の夫なんだ?元妻も、いつまでも自分の夫のような扱いするな!鍵は自分の彼氏か友達に預けておけ!と心で叫んだ瞬間でした。
事件簿6:結婚式の写真
ある時、リビングの飾り棚の端の方に、重ねて立てかけてあった数個の写真フレームを見ていたら、なんとその一つが、夫と元妻の結婚式の写真でした。これには参りました。いつまで飾っていたのか、私が来るにあたって処分しようと思わなかったのか、少なくとも見えないところにしまうとかなかったのか。夫はさすがにこれには少し焦りをみせ、すぐにゴミ箱行きとなりました。
こんなことが重なり、渡米6ヶ月目にして私は爆発しました。プチ家出も決行。友達もほとんどいない私は、どこにも行くところもなく、外をウロウロして日本人の友達に電話をして話を聞いてもらった後、家に戻りました。
事件はほぼ解決に向かいました。今は以前と比べると平穏な日々です。
こんなわけで、もう元妻との付き合いをできるだけ最小限にしようと決めました。アメリカでは元配偶者夫婦同士で一緒にクリスマスしたり食事会したり、なんてこともやる人もいるらしいですが、そんなこと知るか!😤
最低限付き合わなくてはいけないことは少なかれあると思いますが、無理せず、自分の心を大事に生きていくことって大切です。皆さんもあまり無理せずにね:)